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女優 生稲晃子さんインタビュー

〈第3回〉「5度の手術と乳房再建」の闘病記

女優 生稲晃子さん 友人の勧めで受けた人間ドック

乳がん公表後、闘病記のお話もいただき、『右胸にありがとう そして さようなら』を今年4月に出版しました。ずっとつけていた日記が思わぬ形で備忘録になり、役立ってくれました。がん発見、再発、2度目の再発、乳房全摘、乳房再建…と、4年8カ月にわたる闘病のいろいろな段階のことを時間の経過に沿って書きました。同じような状況の方に当てはまる部分があると思います。少しでも参考になれば嬉しい限りです。
せっかく執筆の機会をいただいたのですから、闘病中に先生方に聞きそびれていたこと、客観的に聞いてみたいことなども補い、乳がん全体を見渡せる本にしたいという思いもありました。そうした気持ちを先生方にお伝えしたところ、快く協力していただき、貴重な時間を割いて質問に答えてくださいました。この部分は「ドクターとの対話」として、闘病記に収録しています。

信頼できる先生方との出会い

先生方には本当に感謝しています。初診の時から皆さんとても丁寧に治療方針などを説明してくださり、不安だらけの私の疑問を解決していってくださいました。信頼できる先生方に出会えたのは、何よりの幸運だったと思います。やはり「ラッキーながん患者」です。
先生方が信頼できるという気持ちは、病気に立ち向かっていく気持ちにつながり、病気の治療につながると思います。信頼関係を築くためには、患者側もコミュニケーション力が必要であることを学びました。つまり、わかりきったことかもしれませんが、人間と人間のお付き合いが大切ですね。
もちろん人間同士ですから相性があります。私の主治医の先生もその点に触れ、合わない場合はドクターを交代することもある、とおっしゃっていました。もし、患者さんの側に、ほかの先生だったら相談できるかも…というような気持ちがあるなら、セカンドオピニオン的に別の先生にお話を聞いていただく選択肢もあると思います。病気を治すためには、自分が相談しやすい先生に話を聞いていただくこと、先生との信頼関係がとても大事だと思います。

人間ドックは、これまで頑張ってきた
「ご褒美」

女優 生稲晃子さん マンモグラフィーと超音波検査の両方が必要 衣装協力:ABRAHAM

実は先日、人間ドックに行ってきました。私自身は、定期検診の大切さを身をもって感じましたが、検診に行くほうがいいとわかっていても、時間がなくて受けられないという方は少なくないと思います。とくに、私と同世代の方は子育てに忙しく、子供優先で自分自身のことはつい後回しになりがち。人間ドックに1日を使うことは、なかなか難しいと思います。仕事をされている方も同様に忙しいことでしょう。
けれども、元気でなければ仕事もできませんし、子育てもできません。定期検診は自分のためでもありますが、家族のため、お父さん・お母さんのため、子供のためでもあります。「行かなければ」ではなく、「これまで頑張ってきたご褒美として、1日、人間ドックに使いましょう」、という考え方に少し変えていただけたら、皆さん行きやすくなるのではないでしょうか?
このほど、人間ドックの健診ギフトカードが発売されると聞きました。素敵な企画ですね。ギフトカードをプレゼントされたら、行ってみようと思う方はきっと多いでしょう。正直なところ、人間ドックは費用のことも気になると思いますので、プレゼントでいただいたら、嬉しいですよね。社会全体で健康に対する意識が高まっているなか、人間ドックの健診ギフトカードは贈る側にも贈られる側にも、とても喜ばれると思います。 

生稲晃子(いくいな あきこ)さん

「右胸にありがとう そして さようなら」

1968年生まれ、東京出身。 1986年6月フジテレビ系「夕やけニャンニャン」おニャン子クラブ、オーディション合格。1987年「うしろ髪ひかれ隊」でCDデビュー。おニャン子卒業後は、女優・リポーター・講演活動等で活躍。主な出演番組に「キッズ・ウォー」(TBS系)、「芸能花舞台」(NHK)、「ちぃ散歩」(EX系)等。
乳がん闘病を綴った「右胸にありがとう そして さようなら」(光文社)発売中。

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